株式投資の仕組みとは|初心者にもわかりやすく

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株式投資とは、企業が発行している「株式」というものを売買することにより、利益を得たり損失を出したりするもの。個人が売買する株式は、株式市場に上場している「上場株式」がほとんど。

「株式」とは何か

  • 株式会社が発行している証券
  • 分割された「会社の所有権」
  • 会社が資金調達する手段の一つ

「株式とは、株式会社の一部である」と考えると初心者でもわかりやすいかも。

上場株式とは何か

  • 株式市場に上場しているのが「上場株式」
  • 上場していない「非公開株式」もある
  • 上場には厳しい審査がある
  • 上場した後も一定の条件を満たしていないと「上場廃止」になる

上場することによって手続きなど面倒事が増えるが、会社はお金を集めやすくなる。

代表的な株式市場(日本国内)

まず、地方ごとに株式市場というものが設置されている。個人投資家だろうと、全ての市場へのアクセスはもちろんできる。

  • 東京証券取引所(東証)
  • 名古屋証券取引所(名証)
  • 札幌証券取引所(札証)
  • 福岡証券取引所(福証)

以前は大阪証券取引所(大証)も存在したが、東証と統合された。こんな感じで、今後も統合がある可能性はある。ちなみに、名古屋などの地方よりも、やはり東証の方が取引が活発。そんな東証も、以下のように別れている。

  • 東証一部(最上位)
  • 東証二部(いわば二軍)
  • 東証マザーズ(新興企業メイン)
  • ジャスダック|JASDAQ(新興企業メイン)

東証一部はやはり大企業が多く、取引も活発。マザーズやジャスダックに目を向けると、今後急成長する企業と出会えたりもする。東証二部は少し閑散としているイメージ。

株価変動の仕組みとは

株式市場には無数の売り手と買い手が存在し、彼らが注文を出しまくることにより、オークションのような形で株価が決定されている。

日経平均株価とは

「日経225」という、選ばれし225の優良企業の株価の平均。別に、市場全体の平均を表しているわけではない。「これらの企業の平均なら、だいたい市場の平均に近いでしょ」のような感じで使われている。

TOPIXとは

「東証株価指数」のことで、東証一部上場企業の株価を対象に、東証が算出している指標のこと。日経平均株価並みに大事に扱われている数字である。

新規公開株式(IPO)とは

新しく上場される株式。世の中には「IPO投資」というものもあり、「上場する前に株式を手に入れて、上場したら売る」というものもある(上場後は株価が爆上げすることもあるので)。

上場前に株式を手に入れるには、抽選で当たる必要がある。証券会社がそれぞれ募集しているので、応募する。募集の性質上、複数の証券会社から応募しないとなかなか当たらないそうな。

初心者も知っておきたい「上場廃止」

  • 上場廃止前に「疑義注記」という情報が出ることも多い
  • 上場廃止決定から決行までは一定の期間が空く
  • 上場廃止決定になると株価は暴落する傾向が強い
  • 上場廃止が決行されると上場株式の価値はゼロになる

「疑義注記(こいつ危ねえぞ)」という情報が出ている会社は、今後上場廃止になる可能性もあったりするので、気を付けておきたい。ただし、疑義注記の会社全てが上場廃止になるわけではない。また、上場廃止”決行”前に、株価が一瞬上がったりもするのだが、初心者が関わるのは危険。

「株式」の仕組みとは

  • 株式には「議決権(経営に参加する権利のようなもの)」がついている
  • 株式が買われると、会社にお金(出資金)が入る
  • 特定の個人や団体が一定の割合の株式を買い占めると会社を乗っ取れる

議決権は、株式の保有数が多いほど強くなる。極端な話、過半数を持ってしまえば、その人や団体よりも発言力のある人がいなくなるわけで、会社を牛耳れるという感じ。そういう「買収」を防止するために、「持ち株会」などで会社は防衛しているのである。

株主になるということ

  • 株式を保有すると、その会社の「株主」になる
  • 株主になるということは「会社の経営に参加する」ということ
  • 保有株式が少ないと、大した発言力はない
  • 株式を買うということは、その会社に出資するということ

たまーに、たいした数の株式を持ってないクセに、お店などで「オレ、株主だぞ!」とクレームを言いまくっている人がいるが、勘違いも甚だしいということだ。

ちなみに、上場株式の性質上、「株主になる」ということを意識しないでも、「株主なんてどうでもいい!株価が上がればそれでいいんだ!」というトレーダー的な意識で売買することは可能。

株式投資で利益が出る仕組み

買った時の株価と売った時の株価に生じる差額

株式市場では日々株価が動いているので、その価格変動を利用し、差額で利益を出すことができる(「キャピタルゲイン」と呼ばれる。そして、利益が出るということは、損することもあるということ(リスク)。

配当金を受け取れる

会社が生み出した利益を、株主に還元するのが配当金(インカムゲイン)。

そもそも配当金がない株式もあるし、配当金があっても、金額は会社や経営状態によってまちまち。また、配当金を受け取れる月も会社によって違ったり。

株主優待を受け取れる

「配当」という形ではなく、株主に景品をプレゼントしたり、割引券をプレゼントしたりしているのが株主優待(インカムゲインといえばそう)。

ただし、「お金」という形ではないので、これを狙うなら目的が明確である必要がある。そして、「~株以上持ってないとあげません」などの制約も会社ごとにあるので、その辺の確認も必須。

株式売買の仕組み

証券会社が仲介してくれる

  • ネットを利用して売買できる「ネット証券」
  • 電話や店頭で注文を出す「店頭証券」

などがあり、これらが注文を仲介し、証券取引所とやり取りしてくれる仕組み。

24時間365日取引できるわけではない

直接取引できる時間は、

  • 9:00~11:30(前場)
  • 12:30~15:00(後場)

に別れており、平日のみ。土日祝日や年末年始あたりは休み。

株式投資は奥が深い!初心者は勉強の精神を忘れずに

まず、初心者が簡単に大儲けできる世界ではなく、大抵がカモにされる。ちなみに、株式投資のスタイル的には大きく分けて以下の二つ。

  • 株価を追いかけるトレーダー
  • 企業価値を判断する投資家

トレーダーの中にもいろんなスタイルがあるし、投資家の中にもいろんなスタイルがある。そして、それぞれで学ぶべきことがたくさんあるので、勉強すればキリがないのが株式投資。時代の変化などもあるし。初心者は特に、そういう世界に首を突っ込もうとしていることを忘れない方がいいだろう。

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