奨学金を借りるべきかどうかについて

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奨学金には大きな問題がある

それでしか進学が難しいなら、奨学金を借りるべきだと思う。そもそも、奨学金を借りること自体、悪いことではないし、仕方ないことだろうと思うわけ。僕は、奨学金という制度そのものに問題があると感じている。

世の中には、返済不要の「給付型奨学金」というものもあるらしいが、そんなのを貰えるのも一部の生徒だけ。一般ピーポーは、返済の必要のある奨学金を借りることになる。その中でも、利息の掛からない「第一種」を借りれるのは一部。大抵は、利息が発生する「第二種」を借りることになる。

ここからは、実際に借りてみて感じている「奨学金の問題点」に触れてみます。

奨学金を借りると、社会人のスタート地点で数百万円の借金を背負う

ほんとこれ。奨学金を借りると、学校を卒業する頃には数百万円の借金を抱えてしまうんです。これを、毎月1~2万円くらいずつ、20年くらいかけて返済していくことになります。借りた金額によって増減はありますけど。仮に、毎月10万円ずつ借りて4年生の大学を卒業したとすると、卒業時には480万円の借金を抱えることに。

「親の仕送りだけでのうのうと卒業した組」と比べると、スタート時点でこれだけのハンデを背負うことになってしまうんです。

返済をするのは意外と大変

返済は、卒業した年の9月からスタート。人生長いし、こんなご時世だし、若者は貧困化(給料安すぎ!)しているし、ちゃんと返済できるかどうかは、やってみないとわかりません。一応、制度として、返還が困難な場合は、猶予してくれる(最大10年まで)制度と、返済額を一時的に半額にしてくれる制度(減額返還)があるので、ヤバくなった時の為に覚えておくといいです。

学生時代のツケとして、毎月1万円とか2万円とか引かれていくのは辛いものがあります。給料の高い仕事に就ければいいですけど、そうじゃないケースも多いですし、ずっと働いていられるのかもわからないので、先は本当にわかりません。

普通に仕事していても、いつしか「辞めたい!」という思いが強くなることも。奨学金は、「学生の将来」を担保にお金を貸しているわけですが、その担保にどれだけの価値があるのか。昔と同じ感覚でいいのかは、未だに謎である。

親の経済力が子供の経済力に影響する

さっきのハンデの話の続き。経済的に余裕のある家庭に生まれれば、ハンデは背負わなくていい。経済的に余裕のない家庭に生まれれば、ハンデを背負う。教育の機会を均等に与えるには、仕方のない状態なのかもしれないけど、「これでいいのか?」という疑問はどうしても残ってしまう。

結局、「たまたまお金がある家庭に生まれればラッキー」というのは、昔から変わっていないということなんだろう。弱者として生まれたのなら、這い上がるしかない。それが社会の真理なのかもしれませぬ。

奨学金は借りるしかないなら借りるべき

そんなわけで、ここに戻ってきます。何だかんだ言っても、進学の機会を逃さない方がいいと思うんですよ。日本は未だに学歴重視しますし。大卒じゃないと応募すらできない仕事も多いんです。ちなみに、奨学金を借りるなら、バイトで補える部分はバイトで補って、奨学金の金額は少な目にしておかないと、後悔することになるかもしれないので、気を付けて下さい。

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